2018　値下げしました　　婦人用　8寸名古屋帯

3900円を3200円に値下げしました。2024／12／19

緋の中でも特に強い黄みがかった朱色の猩猩緋（しょうじょうひ）に紺と紫の格子柄の中に菱形の花柄を織り成した8寸名古屋帯です。

この帯は締めやすい綿のようです。
全通柄で垂れ先から手先まですべて同じ柄になります。

ひと昔前に、ウールの半巾帯にこのような織りを見かけたのですが、確か、ななこ織と聞いたことが有ります。

この織り方は平織りの変化形で、斜子織りで、1本ずつではなく、2本またはそれ以上の複数の束ねられた糸が交互に交差する織り方です。
(写真9，10枚目）

タテヨコに7本の撚糸を使ったことが名の由来で，七子織とも書くと教えてもらったことが有ります。

織物の表面が魚の卵の形に似ているところから魚子織とか、かごの編み方に似ているため、バスケット織とも言われているそうです。

複数の糸を束ねるものの、ひねって1つの撚り糸にするわけではなく、この帯のように、5本なら5本の糸を横並びにして5本ずつ交互に織るような形になります（写真9,10枚目）

束ねる糸の本数は、たて・よこ共に同じ本数でなければいけないわけではなく、たて糸・よこ糸どちらかが4本でもう片方が2本といったパターンもあります。

ちょっとしたお出かけなどに、小紋や、紬などの織りの着物にも合わせやすいお洒落な名古屋帯です。

産地は不明ですが、古くは京斜子，桐生斜子や信州更級（さらしな），越後五泉，岐阜川島産が有名ですが、博多織にもあるようです。

手先を少ししか、かがってない松葉仕立てになりますので、締めて頂く方に合った前帯の幅が調節出来ます。（写真2,7枚目）

寸法（単位cm）
長さ　343、幅30　
垂れの長さは103（写真6枚目の左側が垂れになります）

松葉仕立てで、手先から32㎝程、半分に折っています。（写真8枚目）
胴の部分に裏地が付いておらず織り糸がむき出しになっています。

シミ汚れ、締めた跡は無いようです。

シミ、汚れ等はできる限りチェックしておりますが、見落としのある場合もございます。
ご理解の程、お願いいたします。

デジカメの画像です。スマホやパソコンによって、色の違いがでることがありますので、ご了承下さい。

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