シャトー・カロン・セギュール [1996]750ml

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商品詳細情報

管理番号 中古 :35967946896 メーカー シャトー・カロン・セギュール 発売日 2025/02/15 02:02 型番 Z0970253963
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備考

商品説明

ワイン名(原語)Calon Segur
ワイン名(日本語)カロン セギュール
生産者カロン セギュール / Calon Segur
ワイン産地ボルドー / サンテステフ
ワインの種類 赤ワイン
味わいフルボディ
ブドウ品種カベルネソーヴィニヨン、メルロ
ヴィンテージ1996
内容量750ml

パーカーポイント92

瓶詰め前、1996年のカロン・セギュールは壮観な1995年にも見合うワインになると思ったものだが、この2つのヴィンテージを2度、ブラインドで並べて試飲した結果、私は1995年の方がシュルマテュリテ(ブドウが過熟すること)の要素があり、より近づきやすく、よりリッチな中間部をしているため、上だと確信した。もっとも、樽から試飲した時に予言したほど深遠なワインではないかもしれないというだけで、格別のワインである。 暗いルビー色をしており、複雑なノーズは乾燥ハーブ、アジアのスパイス、ブラックチェリージャムに混ざり合ったカシスを思わせる。傑出した純粋さがあり、フィニッシュには相当なタンニンも感じられる。古典的な、ミディアムボディからフルボディの、伝統的な造りのワインで、空気に触れさせてやると劇的によくなることから、非常に長命なものとなるはずである。 予想される飲み頃:2009〜2028年 92点  最終試飲年月:2002年12月 ロバート・パーカーJr.著ボルドー第4版より抜粋

ワインアドヴォケイト:91ポイント
Drink Date2016 - 2035Reviewed byNeal MartinIssue Date29th Oct 2016Source227, The Wine Advocate
Tasted at the chateau, the 1996 Calon Segur is a blend of 65% Cabernet Sauvignon, 7% Cabernet Franc, 25% Merlot and 3% Petit Verdot. This was always a feted wine in its youth by Robert Parker and myself. Now at 20 years of age there is fine delineation on the nose with more detail than the 1986 tasted alongside. The oak is a little more present here (50% in this vintage) married with plenty of redcurrant, cedar, loam and undergrowth aromas. These aromatics can develop further. The palate is medium-bodied with grippy tannin on the entry, perhaps one of the most youthful and backward of the 1996s that I tasted during my visits. It feels firm in the mouth, masculine, very Saint Estephe. To critique this wine, the oak is not quite knitted to the fruit as much as it should after two decades (something that has been addressed now). It is an enjoyable Calon-Segur if not quite matching up to my admittedly high expectations. Tasted July 2016.

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カロン・セギュール / Chateau Calon Segur

底土は砂礫(されき)と鉄分の多い石灰岩という、サン=テステフのコミューンの最北区域にあるカロン=セ ギュールは、格付けシャトーとしては最北端である。カベルン=ガスクトン夫人が所有者で、シャトー在住である点は近隣のモンローズと同様である。珍しい丸 屋根と2つの塔のあるカロン=セギュールの白いシャトーは、あたりの風景を圧する趣だ。シャトーの周囲には石壁というか、囲いがめぐらされている。これは ブルゴーニュではよく見られるが、ボルドーでは珍しい。

カロン=セギュールの歴史はローマ時代に溯(さかのぼ)る。この頃、サン=テステフのコミューンは「デ・カロネス」として知られていた。ワインを生産する シャトーとしての名声は、18世紀、セギュール侯爵のものとされている有名な言葉によっていよいよ増したことは間違いない。彼は「われラフィットやラ トゥールをつくりしが、わが心カロンにあり」と言って友人を驚かせたのである。カロンに対する彼の思い入れは、カロンのラベルにあるハートの中に今も生き 続けている。

20世紀の大半、やるべきことはほとんどすべてやってきたおかげで、カロン=セギュールはしばしば一級シャトーに匹敵するほどのワインを生産するまでに なった。1926年、1928年、1929年には格別の成果をあげたし、陰鬱(いんうつ)な1930年代にあっても、1934年のものは上質だった。 1945年、1947年、1948年、1949年、1953年には驚嘆すべき成功をなしとげている。1940年代後半から1950年代初めにかけてのボル ドーで、これに匹敵する成果をあげたシャトーはないに等しい。

1953年の後は、1982年まで、本当に深みのあるワインがつくられたことはなかった。その間も悪くはなかったのだが、1960年代、1970年代は最 高の年のものでさえ、かすかに酸化しており、果実味がくたびれていた。時には、カビ臭さがあったり古い木の味わいが強すぎたり、収斂(しゆうれん)味の強 いタンニンが多すぎたりするものもあった。ボルドーの内情に精通した者の間では、セラー内でのワインの育て方、いわゆる育成(エルヴァージュ)が原因では ないかと考えられていた。また、瓶詰めが遅すぎたとか、澱(おり)引きや古い樽の清掃が、投げやりとは言わないまでも、丁寧でないことが多かったのだろう とも考えられていた。

1982年以降、カロン=セギュールは自分のスタイルを取り戻し、1988年、1989年、1990年、1995年、1996年には上質のワインをつくり 出した。この歴史ある偉大なシャトーは1970年代にその方向性を見失ったかに見えたが、今では力強く立ち直り、そのワインは、スタイルこそ大きく異なる が、コス・デストゥルネルやモンローズに迫るほどのものになっている。

ガスクトン夫人なら(存命中であれば、彼女の夫君も)こう言うだろう。サン=テステフのすべてのシャトーのうち、カロン=セギュールが最も忠実に、伝統的 なスタイルの、成長し花開くまで時間のかかる、長命なワインをつくり続けていると。この点では異論はない。伝統を重んじる人々には、この美しい、歴史的に 重要な、有名な1855年の格付けでは(地理的な意味合いで)最後に名のあがる格付けシャトーの近年の労作を、検討してみるようおすすめする。   講談社 『BORDEAUX ボルドー 第3版』

  • 商品カテゴリ

      • ワインセラーウメムラ!店
      • フランス
      • ボルドー
      • サン・テステフ
      • カロン・セギュール(Ch.Calon Segur)
      • 食品
      • ドリンク、水、お酒
      • ワイン
      • 赤ワイン
  • 商品コード

    405632

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