2021年4月23日にNASAケネディ宇宙センターより国際宇宙ステーションに向けて星出宇宙飛行士が乗るCrewDragon-2が打ち上げられ、｢北海道産牛肉とミニトマトのハンバーグ｣が国際宇宙ステーションにてボーナス食として提供されました。

本商品は、国際宇宙ステーションで活動する日本人宇宙飛行士に提供する「宇宙日本食」として認証･搭載された物と同等品であり、宇宙日本食ロゴマークを付けて一般販売しております。

牛とろフレークと同様にこだわって育てた牛肉を、通常の半分以下の大きさのプレートを使用して肉挽きを行っているので、滑らかな肉に仕上がるのと同時に異物混入を防いでいます。
玉ねぎ、鶏卵は厳選された十勝産、ミニトマトは北海道士別市のアサヒてっぺん倶楽部のものを使用し、本来の甘さを引き出しているため砂糖不使用です。

宇宙日本食とは

宇宙航空研究開発機構(JAXA)が国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する宇宙飛行士に供給し、宇宙飛行士の軌道上パフォーマンスの維持･向上に資することなどを目的として開発された宇宙食です。
長期間の保存に耐え得ることや、宇宙飛行が可能なことなど、ISS宇宙食供給の厳しい基準を満たさなければなりません。

認証のための主な条件
・常温(22度±2度)で長期(18ヶ月)保存が可能であること
・HACCPによる衛生管理等、製造工程の衛生性が保たれていること
・微小重力下で喫食が可能であること
・加温器と注水器での調理等、ISSの調理設備でも美味しく食べられること
・生菌の数が基準以下であること

宇宙日本食搭載食品マークは、実際に宇宙で食される宇宙日本食とまったく同じ仕様の食品にしかつけられないため、マークはISSへの搭載実績の証となるものです。

宇宙日本食認証までの取り組み

ー2018年ー
5月　宇宙日本食開発に着手
10月　JAXAより星出宇宙飛行士用のPre宇宙日本食募集
11月　Pre宇宙日本食に応募し、宇宙日本食適正評価1回目

ー2019年ー
1月　宇宙日本食適正評価2回目
　宇宙飛行士を含む5名の評価者によって申請予定食品の宇宙日本食への適性が評価される
　国際宇宙ステーションでの喫食を考慮した改善点や評価点が通知される

ー2020年ー
3月　Pre宇宙日本食認証に必要な1年の保存試験完了
8月　星出宇宙飛行士用Pre宇宙日本食認証
9月　宇宙日本食認証に必要な1.5年保存試験完了

ー2021年ー
1月　「北海道産牛肉とミニトマトのハンバーグ(宇宙食用)」として宇宙日本食認証

4月23日
NASAケネディ宇宙センターより国際宇宙ステーションに向けて星出宇宙飛行士が搭乗するCrewDragon-2が打ち上げられ、ISSで北海道産牛肉とミニトマトのハンバーグが提供された。

おいしい食べ方