ブルーノ・パイヤール エクストラ・ブリュット ブラン・ド・ブラン [2013]750ml

快活で心地よい味わいを特徴とする2013年のブラン・ド・ブラン!
コート・ド・ブラン地区の中心部に位置する特級畑オジェとル・メニル・シュール・オジェで収穫されたシャルドネの一番搾り果汁だけを使用!

シャンパーニュ地方で1704年からブドウ栽培とネゴシアンの事業を営む家に生まれたブルーノ・パイヤールは、1981年に独自のシャンパーニュ・メゾンを設立しました。創立当初からドザージュの最も低いシャンパーニュ・メゾンの1つとして知られ、現在、総面積34.2ヘクタールの畑(うち16.8ヘクタールがグラン・クリュとプルミエクリュ)を所有し、ワイン作りに必要なブドウの半分以上を自社畑で賄っています。独立した家族経営のメゾンとして生産工程の全段階に厳格な品質管理体制を敷き、ピュアでエレガントな味わいの個性的なシャンパーニュを次々と生み出しています。

「エクストラ・ブリュット ブラン・ド・ブラン 2013」は、コート・ド・ブラン地区の中心部に位置する特級畑オジェとル・メニル・シュール・オジェで収穫されたシャルドネの一番搾り果汁だけを使用。

外観は、輝きのある淡い黄金色を呈し、輪郭のはっきりとしたきめ細やかな泡が立ち上る。香りは、フレッシュ感を湛えた力強い豊かなアロマを持つ。最初に冷めた灰や白い花(サンザシ)の香りが広がり、次第に白桃やレモンバーベナ、フレッシュなアーモンドのニュアンスを帯びていく。ピュアな透明感を伴う生き生きとした緻密な味わいに心地良い塩気が感じられ、ふくよかでとろけるようなテクスチャーが口中に残る。ミントのようなフレッシュ感があり、時間とともに肉付きの良いプラムの果実味が広がっていき、ローストしたヘーゼルナッツのアロマを帯びていく。

ラベル
快活で心地よい味わいを特徴とする2013年のブラン・ド・ブラン。一つの要素が主張し過ぎることなく、何ものにもとらわれずに完璧なまでに美しく自由に花開いく様子をフランス人アーティストのアンヌ・コメが「Liberte 自由」というテーマで描いています。

2013年ヴィンテージ情報
2012年の秋は比較的雨が多く、葉が豊かに茂りました。この雨により冬を迎えるまでに土壌に水分を十分蓄えることができました。冬は比較的短かったものの、冷涼で、ここ10年の平均より2-3低い気温を記録しました。春も寒さが続きましたが、霜の被害はなく、4月末に萌芽が始まりました。冷涼な気候と湿度の高さが影響し、生育サイクルに遅れがみられました。続く夏は、幸先の良いスタートを切り、7月初旬にブドウの花は満開を迎えました。この夏は、時折嵐に見舞われたものの、暑く乾燥し、ブドウは、比較的ゆっくりと熟していきました。秋になると天候が悪化し、収穫には困難が伴いました。収穫開始時期はクリュにより異なりますが、9月24日～10月9日に開始し、10月20日に終了しました。最初に収穫したシャルドネはインディアン・サマーの恩恵を受け、卓越した品質のものが収穫できました。厳しい年であったため、少量生産となりましたが、ミレジメにふさわしい秀逸な味わいに上がっています。

テクニカル情報
品種：シャルドネ100% ドザージュ：4.5g/L Alc：12%
畑：コート・ド・ブラン地区の特級畑オジェとル・メニル・シュール・オジェ
醸造：7年間瓶内シュールリー熟成。デゴルジュマン後さらに12～18カ月熟成。
生産量：12，000本+700マグナム

Bruno Paillard Blanc de Blancs Extra Brut 2013
ブルーノ・パイヤール エクストラ・ブリュット ブラン・ド・ブラン 2013
生産地：フランス シャンパーニュ
原産地呼称：AOC. CHAMPAGNE
ぶどう品種：シャルドネ 100%
アルコール度数：12.0%
味わい：シャンパン スパークリングワイン 白 辛口

ジャンシス・ロビンソン：17+点
タイトでスモーキーなアロマを持つ。塩漬けレモンの風味とともに緊張感、エネルギーを湛えたしっかりとした味わいが広がる。今も楽しめるが、熟成させるとさらに美しく発展していくだろう。≪飲み頃：2024-2030年|2022/12/18掲載≫