管理番号 | 中古 :35936490968 | メーカー | ドメーヌ・ロベール・グロフィエ | 発売日 | 2025/02/11 04:06 | 型番 | Z5030891435 | ||
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サンティエはボンヌ・マールの真下に位置する1級畑であり、テール・ルージュのボンヌ・マール以上にモレ・サン・ドニの性格を帯びる。フレーバーはカシス、ブラックベリー、ダクチェリーなど黒い果実。味わいも果実味の集中度が高い。タンニンはキメが細かいものしっかり感じられ、力強く、筋肉質でマスキュリンである。
eRobertParker.com #222 Dec 2015 Neal Martin 91-93 Drink: 2018-2030
2014年のレ・センティエは、1級畑の50%は除梗せず房ごとブドウを絞り造られる。 新樽を50%使用。 繊細なブーケを持ち、ブラックベリーやカシスの香りが上品に広がる。ベースには森の下草のアロマが果実味を支える。ミディアムボディの味わいで、すらりとした、柔軟なタンニン、フィネスがあり、この畑の血統をよく表している。 仄かなスパイスと果肉の赤いオレンジが見事に調和し、フィニッシュへと続く。お奨めの名品である。
2014年のヴィンテージ情報
ブルゴーニュ地方の葡萄の収穫後半はさらに日照量が増し、気温が30を超える日もあるほど。 朝晩は冷え込みますが日中は非常に暑く、収穫人には少々堪える日差しです。 前半は北風が吹いていて乾燥していましたが、南風に変わってきてやや湿気が出てきたので腐敗を逃れるためにも早めに収穫しなければなりません。
コート ド ニュイは雹の被害も全くなく葡萄の健康状態はとても良好。 収穫量も区画によっては2009年に迫るほどで生産量は平年並みに近いか、少し少ないくらいになりました。
生産量が戻ったとはいえ、入荷本数は相変わらず少ないのが現状です。
Robert Groffier / ロベール・グロフィエ レ・ザムルーズ最大の所有者が造る、果実味豊かでシルキーな喉越しのワイン! ロベール・グロフィエはモレ・サン・ドニ在所のドメーヌだが、所有畑の多くはシャンボール・ミュジニーという面白い存在。しかもシャンボール・ミュジニーの偉大な1級畑レ・ザムルーズ最大の所有者である。 世界恐慌から間もない1933年、ロベールの父ジュールが、レ・ザムルーズに隣接する1級畑オー・ドワや特級のボンヌ・マールとともに手に入れた。ブドウの仕立てはブルゴーニュで主流のギュイヨではなくコルドン・ド・ロワイヤ。収量を抑えやすいことに加え、新梢を扇形に広げることで風通しをよくする効果があるという。 今日、ロベール自身は引退状態にあり、息子のセルジュが実質的にドメーヌの当主を務め、ボーヌの醸造学校で学んだ孫のニコラが栽培と醸造に携わっている。瀟洒なお屋敷はドメーヌ・クロ・ド・タールの隣にあり、醸造棟とは別棟の住居の下にはプロの訪問客を迎え入れる、清潔な瓶熟庫兼試飲ルームが用意されている。醸造棟もじつに清潔で、発酵と貯酒の両方に使われるステンレスタンクの生光りする様子は美しい。 除梗に関してはヴィンテージに応じ、2007年、2009年は完全除梗。2008年、2010年は3分の1が全房。2011年は40%を全房とした。ジャスパー・モリスMWの「インサイド・バーガンディ」によれば、1984年までは100%無除梗で、それから後、1990年代は完全除梗だったそうだ。8〜9度で10日間ほどの低温マセレーションの後、自生酵母による自然発酵。新樽率は村名ジュヴレ・シャンベルタンで20%、1級レ・ザムルーズで40〜50%、ボンヌ・マールで50〜60%に留め、12〜13ヶ月間の樽熟成を施す。製樽会社はレモンとフランソワ・フレールがお気に入り。 ロベール・グロフィエのワインは最もベーシックなパストゥグランから果実味がみっちりと詰まっている。特級のシャンベルタン・クロ・ド・ベーズですらタンニンは滑らかでしなやかなタッチ。したがって若いうちから楽しめながら、さらに熟成させるとまた新たな一面を見せてくれる。偉大な造り手のひとつである。 |
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6120206022551216