管理番号 | 中古 :35957123664 | メーカー | ニュイ | 発売日 | 2025/01/31 21:50 | 型番 | Z9836598806 | ||
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洗練されたエレガントなワインを造り出す、ヴォーヌ・ロマネの家族経営ドメーヌ
品質向上のために飽くなき挑戦を続けるヴォーヌ・ロマネの名門、ジャン・グリヴォ。
2007年のワイン評価誌デキャンタにて、「時代を通じて活躍するブルゴーニュの10大ドメーヌ」に選出された造り手です。
また、アジアで初めてマスター・オブ・ワインとなったジェニ・チョ・リー氏がワイン評価誌デキャンタ2020年6月号にて、「ブルゴーニュの例外的な才能を有する10人の造り手」の1人に6代目マチルドマティルド氏を選出するなど、ワイン業界から称賛を集めています。
まさに、これを飲まずして“ヴォーヌ・ロマネは語れないドメーヌの一つと言えるのです。
ヴォーヌ・ロマネの名門、ジャン・グリヴォ
グリヴォ本拠にするヴォーヌ・ロマネ村とは?
ロマネ・コンティを擁し、ブルゴーニュの頂点を極める銘醸地ヴォーヌ・ロマネは、人々を魅了し続ける「神に愛される村」。
「ブルゴーニュの丘の中心に輝く宝石」「神に愛される村」と讃えられ、ブルゴーニュの中で最上のアペラシオンと評されるヴォーヌ・ロマネ。
コート・ド・ニュイ村のちょうど中央に位置するヴォーヌ・ロマネ村とフラジェ・エシェゾー村から成るこの珠玉のアペラシオンは、中世から現在に至るまで数多くの人々を魅了し続けています。
ヴォーヌ・ロマネは、中世890年頃に設立されたクリュニー派のサン・ヴィヴァン修道院が一帯を所有。
一方、フラジェ・エシェゾー一体のクリマはシトー派修道僧が12世紀に開墾したことからその歴史は始まりました。
17世紀、コンティ王子が取得したクリマがロマネ・コンティと改称された頃から、ヴォーヌ・ロマネのワインは評判を呼ぶようになります。
18世紀には、「ヴォーヌには平凡なワインなどありはしない」
という言葉を修道院長であり歴史家のクルペテーが残し、その名声は21世紀になっても今だ不動の地位にあります。
ヴォーヌ・ロマネの「神に愛される村」と称される理由、その1つは立地にあります。
コート・ド・ニュイ地区のテロワールは、ヴォーヌ・ロマネを境に南北に大きく性質が異なります。
北側のシャンボール・ミュジニーでは酸が高く繊細で優美なワイン、南のニュイ・サン・ジョルジュでは、骨格がしっかりとしたパワフルなワインが生み出されます。
その中間に位置する、ヴォーヌ・ロマネは寒暖差に偏りがなく、ピノ・ノワールの栽培に適度な温度(14〜16)を保つことができるため、近隣のアペラシオンが持っている長所を全て絶妙なバランスで持ち合わせているのです。
また、村全体が東南を向いた傾斜になっており、どこに位置する畑でも万遍なく十分に日照量を確保することができるため、グラン・クリュから村名ワインまで一貫して風味豊かで上質なワインを生み出します。さらに、ヴォーヌ・ロマネを語る上で外せないのは土壌の性質。
ヴォーヌ・ロマネの土壌は、石灰岩の岩層の上にある、粘土が混じった石灰質土壌が基礎となっています。粘土質と石灰質の2つの異なる土壌が起因となって、力強さとエレガンスの両方を兼ね備えたワインが造られるのです。
18世紀の末にまで遡る、ヴォーヌ・ロマネの由緒正しき造り手。ジャン・グリヴォ。
現当主、エティエンヌ・グリヴォの父が現在のドメーヌ名となっている。
祖父のガストンは初めてディジョン大学で醸造学の学士を修めた人物であったという。
今日、ドメーヌ・ジャン・グリヴォは全体で14haほどの畑を所有。
本拠地のヴォーヌ・ロマネのほか、ニュイ・サン・ジョルジュにも数々のクリマがある。
これはエティエンヌの祖母、マドレーヌが婚資としてもたらしたもの。
余談ではあるが、マドレーヌの旧姓もグリヴォといい、ただし両グリヴォ家の間に血縁関係はないらしい。
ガストンの死去にともない、55年にジャンがドメーヌを継承。
59年からワインの元詰めを始め、ドメーヌの名声を築いた。
エティエンヌがボーヌの醸造学校を卒業し、ドメーヌ入りしたのは82年。
夫人はサヴィニー・レ・ボーヌの名門、ドメーヌ・シモン・ビーズのパトリックの妹であるマリエルだ。
若かりし頃、シャンボール・ミュジニーのクリストフ・ルーミエとビーズ家に試飲に出かけ、そこで出会ったマリエルに一目ぼれ。
ワイン造りの家系の男とは結婚しないと決めていたマリエルを、何年もかけて口説き落としたという。
エティエンヌ・グリヴォの造るワインはじつにヴォーヌ・ロマネらしい。
たおやかで、包容力があり、誠実な印象を受ける。
まさにエティエンヌそのものの人物像を写し取ったかのようだ。
ヴォーヌ・ロマネのクリマはそもそもそのような性格だから当然としても、ニュイ・サン・ジョルジュのレ・プリュリエ、ロンシエール、オー・ブードまでヴォーヌ的なのは驚くかもしれない。ヴォーヌに近いオー・ブードはとくにその印象が強く、ニュイ・サン・ジョルジュにありがちな骨太で角張った様子がほとんど感じられない。
エレガンスとひと言でいってしまえばよいのだろうか。
ベルベットのような喉越しは、このドメーヌのワイン共通の特徴といえるだろう。
Nuits-Saint-Georges フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ
ニュイ・サン・ジョルジュ 南北で特徴の異なる魅惑の地。
偉大なブルゴーニュの赤ワインを生みだすコート・ド・ニュイ最南端の地区で、現段階ではグラン・クリュは存在しませんが、グラン・クリュに匹敵する畑を含め多くのプルミエ・クリュが点在している産地です。
ニュイ・サン・ジョルジュの街を流れるムーザン川を境に2つの丘に分かれており、北側はヴォーヌ・ロマネに、南側はプルモーへと続きます。
北側の丘はヴォーヌとよく似た土壌構成で、表土は相対的に薄く石灰質の砂利の混じるシルトや粘土が石灰岩の上を覆っており、ワインのスタイルは柔らかく女性的。南側の丘は表土が深いのが特徴で、骨格がありパワフルなワインとなります。
ジャン グリヴォ /Jean GRIVOT Nuits-Saint-Georges 1er Cru Ronciere 2019
Ronce=キイチゴに因んで名付けられたクリマ。
ニュイの南側の丘に位置する1級畑だが、痩せた石灰質の土壌のため、近隣のクリマのようなゴツゴツとした力強さはなく、しなやかさが感じられる。
香りの持続性が長く、またタンニンも品がよい。
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4580018627605-02